いまどきは誰も彼もがレコードを聴くという時代ではありませんが、根強いファン層もいることも事実。
CSプレーヤーと違って、レコードプレーヤーは自分で色々と手を加えることのできる部分も多く、オーディオの楽しみを深めてくれます。
さてそんなレコードプレーヤーなのですが、これから購入するという人は、自分のコンポにPHONE入力端子があるかどうかをしっかりと確かめておきましょう。
レコードプレーヤーを買ったのはいいけど、コンポに繋ぐことができなかった!!!なんて思いは避けたいですからね。
また、レコードプレーヤーは可動部分が多く、振動が大敵となります。 ですので、できればなるべく重量の軽いものは避け、安定性のあるレコードプレーヤーを選ぶようにしましょう。
レコード針とカートリッジを交換できるのが、レコードプレーヤーの醍醐味とも言えますので、好みのカートリッジを選び出すのも楽しみのひとつです。
スピーカーでは、スピーカーユニットの数によって、2WAY、3WAYというものがあって、よくどちらのほうが音がいいのか??なんて議論がなされます。
数の多いほうがいい音になるのでは???なんて思いがちですが、多ければいいというわけでもなく、本来スピーカーの理想は点音源なのです。
そもそも音は360度全方向に拡散して伝播するので、発音体であるスピーカーは小さいほど理想の伝播法「球面波」に近づきます。
だったら、シングルユニットが1番なのではないかと思われるでしょうが、実は周波数特性を広く、そして大音量を同時に確保するためにはシングルユニットでは不可能なのです。
2WAY、3WAYというのは、理想的なシングルユニットに近づけるためにユニットを最低限に削ぎ落としている努力のたまものだと思ってください。
ですので、各メーカーの努力がそこに表れていて、2WAYと3WAY、どちらの音のほうが良いのか?という質問はナンセンスで、各メーカーの音をそれぞれ聴き比べてみるしかありません。